K酒造様 一升瓶ラベラー オーバーホール工事
問題点、状況
- 一升瓶専用ラベラーの調子が悪く、ラベルを手張りしている。一升瓶は重いため手張りも大変で、設備の新規更新をするか悩んでいる。
- 使用しているラベラーは林田機械製ですでに存在していない。
- 一升瓶の生産は小瓶と比べて少ないため、新品ではなくできればメンテナンスをして使えるようにしたい。
対応
- 旧式のラベラーではあるが、不具合のある箇所は弊社保有の部品で全てメンテナンス可能と判断。費用面でも格段に有利であることから、オーバーホールをすることにした。
- 現場対応では時間とコストがかかるため、充填ラインからラベラーを外し、弊社に持ち帰り、完全オーバーホールを実施。取り外しから復旧まで約3週間の工期で完了した。
効果
- 新品のラベラーを導入した場合と比較して、1/10の費用でオーバーホールができた。生産時の微調整や日常のメンテナンス方法なども弊社が指導することでチョコ停が減り、生産の安定化につながった。また、従来使用していたラベラー糊では満足した仕上がりにならないため、新たにラベラー糊を提案。以前より安定してきれいに貼れるようになり、歩留まりも改善した。
使用していたラベラーが壊れて、長い間手張りでラベルを張っていました。手作業では限界を感じ、また、新しいラベラーを買うことも躊躇していたところ、既設の機械をオーバーホールし再び使用できることが分かり随分助かりました。メーカーがすでにない状態でも対応していただけたことに感謝しています。機械の扱い方もスタッフに指導していただけてソフト面での対応にも満足しています。